先日、近くにある安岡正篤記念館へ行ってきました。
そこには金雞(キンケイ)神社と言う小さな神社があります。
安岡正篤さんと金雞神社の事を書くとかなり長くなるので
説明は省かせて頂きます。
以前から会長に金鶏神社の話は良く聞いていました。
今ある建物は戦後の混乱時代に取り壊されてしまった後に
造られたものですが、最初に造られたものは
弊社初代棟梁が造ったものだとか。。。
それは、素晴らしく美しい建物だったようです。
話にしか聞いていなかったのですが
先日行った、安岡正篤記念館に当時の建物の写真が
飾ってありました。
写真は遠くから撮られたもの1枚しかありませんでしたが
見た瞬間に凄い!と感じました。
お気付きの方もいるかもしれませんがこの建物どこかで
見たことがあるような気がしませんか???
そう!伊勢神宮です。
当時、神明造りの第一人者と言われた二本松孝蔵氏の
設計の元、建物の計画が進んだそうです。
500年後もビクともしない神殿を造ろうと
棟梁を探した結果、弊社の初代棟梁、松本増平が
任命されました。
この先は長くなりすぎてしまう為、書きませんが
しっかりと書物として当時の事が記されたものが
残っています。
ご興味のある方は事務所にお越しの際にお声掛け下さい。
今現在、この建物が残っていないのがとても残念です。
見てみたかったなぁと思います。
しかし今もなお先代が造ってきた神社仏閣は数多く残っております。
どうか大切にしていきたいと感じました。
そして、しっかりと学ばせて頂こうと思います。
最後に安岡正篤記念館の管理人の方がおっしゃっておりました。
「松本大工さんは素晴らしい棟梁でした。」
「同敷地に残っている木造の図書館も松本棟梁さんが造ってくれました。」
「同敷地内には鉄筋コンクリートの建物なども建っていますがどれも痛みが激しいです。」
「この図書館だけはどこも悪くならない」
「しっかり造って頂けたんだと感謝しています。」
と言って下さいました。
本当に嬉しかったです。
そんなお言葉を誇りに思い汚す事の無いよう
私も頑張って行きたいと思います。
最後まで御読み頂きありがとうございます(^-^)